
コードを書く前に、僕は必ず立ち止まる。いきなりエディタを開いて勢いで書き始めることはほとんどない。理由はシンプルで、「考えずに書いたコード」は、あとで必ず自分の首を絞めるからだ。この記事では、僕がコードを書く前に必ず考えていることを整理して残します。
コードを書く前に、僕が考えていること
コードを書く前に、僕は必ず立ち止まる。
いきなりエディタを開いて、勢いで書き始めることは、ほとんどない。
理由はシンプルで、「考えずに書いたコード」は、あとで必ず自分の首を絞める」からだ。
それは設計の話だけじゃない。もっと手前の、「これは、そもそも作る意味があるのか?」という問いから始まっている。
今日は、僕がコードを書く前に必ず考えていることを、整理として残しておこうと思う。
これは「作りたい」か、「逃げ」か
まず最初に考えるのは、これ。
これは本当に作りたいものか?それとも、考えることから逃げるための作業か?
コードを書くと、「やってる感」は簡単に手に入る。でもそれは、思考を止めるための作業になっていることも多い。
- 不安だから、とりあえず手を動かす
- 迷っているから、実装に逃げる
- 決断を先延ばしにするためのコーディング
そういう時は、だいたい途中で止まる。だから僕は、作る前に、逃げていないかを確認する。
完成形を「決めすぎない」
昔の僕は、最初から完璧な完成図を描こうとしていた。
全体構成、機能一覧、将来の拡張、例外ケース――それらを全部詰めてから始めようとする。
でも、それで進んだことはほとんどない。今はこう考えている。
最初に必要なのは、完成形ではなく「最初の一歩」だけ。
完成形は、作りながら見えてくる。だから、最初から決めすぎない。
「使うのは誰か」を一人に絞る
コードを書く前に、必ず頭の中に一人だけ置く。
- 未来の自分
- ある特定のユーザー
- 半年後に触る自分
全員に向けた設計は、誰にも刺さらない。だから、「これは誰のためのコードか?」をはっきりさせる。それだけで不要な機能が自然と消えていく。
壊れる前提で作る
完璧に作ろうとしない理由は、もう一つある。どうせ、壊れるからだ。
- 要件は変わる
- 自分の考えも変わる
- 環境も変わる
だから僕は、壊してもいい前提で作る。壊れたら直せばいい。消したくなったら消せばいい。その前提があるから、最初の一行が書ける。
コードは「思考のログ」
僕にとってコードは、成果物である前に、思考のログだ。
その時、何を考えていたか、どこで迷っていたか、何を捨てたか。全部、コードに残る。だからこそ、考えずに書かない。
まとめ
コードを書く前に考えていることは、技術的な話よりもずっと地味で、ずっと人間的だ。でもその時間があるから、作り続けることができている。このブログも、その延長線上にある。
この BUILD(作る)のあとに読むと流れが良いのは、BODY(身体を整える)です。環境を変えた→何かを作り始めた→身体を整える、という順で読むと感覚が繋がりやすいです。
まだ読んでいない方へ
まずはこちらの記事でブログ全体の考え方(「暇=余白」や4つの軸)をチェックしてから戻ると読みやすいです — 「人生の余白で、積み上げるという選択」を読む