THINK

なぜ僕はいきなり完璧な設計をしないのか

2026年1月6日

THINK:なぜ僕はいきなり完璧な設計をしないのか

「最初に完璧な設計をしようとして、何度も止まった」——やる気はあるのに、手が動かなくなる。今日は「なぜそれをやめたのか」を整理します。

完璧な設計を目指して、何度も止まった

正直に言うと、僕はずっと最初に完璧な設計をしたいタイプだった。

全体像を決めて、構造を考えて、抜け漏れがないか確認する。Notionにはページだけが増え、Figmaには途中までの図が並ぶ。でも、実装は始まらない。

「まだ考えが足りない気がする」「もう少し整理してからにしよう」――そんな言い訳を重ねているうちに、時間だけが食べられていき、本当にやりたかったことが何だったのか分からなくなる。結局、止まっていただけだった。

設計は「考えるもの」じゃなく「育てるもの」

あるとき気づいた。設計って、最初から完成させるものじゃなくて、動かしながら育てるものなんじゃないか、と。

頭の中では綺麗に見えていた構造が、実装した瞬間に違和感を出してくる。その違和感こそが、本当の設計を前に進めてくれる。考えるだけでは、設計は一歩も進まない。

最初に決めるのは「正解」ではなく「仮説」

今は、最初から正解を決めようとはしていない。

「こうなるかもしれない」「たぶん、この方向でいける」——それくらいの仮説で十分だ。外れたら直せばいい。壊したくなったら壊せばいい。仮説として置いているから、執着しなくて済む。完璧じゃないからこそ、前に進める。

動かした瞬間、思考は前に進み出す

不思議なことに、1行でもコードを書いた瞬間、思考が動き出す。

「あ、ここ違うな」「この構造、無理があるな」——考えていた時には見えなかったことが、一気に立体的になる。完璧な設計より、動いた事実のほうが何倍も情報量が多い。だから今は、考え切る前にまず動かす。

完璧な設計をしないのは、逃げじゃない

「ちゃんと考えてないだけじゃない?」と見えることもあるかもしれない。でも、完璧な設計をしないのは逃げじゃない。止まらないための選択だ。

動き続けることでしか見えないものがある。この考え方は、開発だけでなく人生にも近い。

まとめ

完璧な設計はゴールではなく、動き続けられる設計こそが今の自分にとっての正解だった。この考え方があるから、今も手を動かし続けられている。

止まらないこと。
壊せる前提で作ること。
その方が、結果的に長く続いている。

次に読むなら:

この THINK(考え方)のあとに読むと流れが良いのは、実際に環境を変えて思考がどう動くかをまとめた MOVE(環境の重要性) です。まず感覚を掴んでから、次に作る(BUILD)に進むと理解が深まります。

まだ読んでいない方へ

まずはこちらの記事でブログの考え方(「暇=余白」や4つの軸)をチェックしてから戻ると読みやすいです — 「人生の余白で、積み上げるという選択」を読む

※この記事は僕の実体験にもとづいた思考メモです。実際にやりながら設計を育てるスタイルを試したい人は、まず小さな仮説を立てて1回動かしてみてください。

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