BUILD

完成させないまま、作り続けている理由

未完成のまま作り続けるというBUILDの考え方を、パズルと扉で表現したアイキャッチ画像

ちゃんと作りたい。
中途半端なものは出したくない。
そう思っていた時期の方が、なぜか手は止まりがちだった。

最近は「完成」をゴールに置かなくなった。
代わりに、「動いている状態」を優先するようになった。
今日はその理由を、いまの自分の言葉で残しておく。

なぜ「完成」をゴールにしなくなったのか

完成という言葉は気持ちがいい。
終わる。片付く。達成した感じがする。
でも僕にとっては、その「気持ちよさ」が止まる原因になっていた。

完成させようとすると、判断が増える。
ここまで作っていいのか。今出していいのか。まだ足りないんじゃないか。
その判断を全部クリアしようとして、時間が溶けていく。

完成を目指すほど、止まりやすくなる

完成を目指すほど、最初の一歩が重くなる。
途中で出せない前提だから、最初から整えておきたくなる。

Notionだけが増える。図だけが並ぶ。メモだけが積まれる。
でも、実際には何も動いていない。
それが一番しんどかった。

進んでいるつもりなのに、前に進んでいない。
その感覚が、気持ちを削っていく。

未完成でも「動いている」状態を優先する

だから今は、未完成でもいいから動かす。
形が荒くても、とりあえず稼働させる。
出せるところまで出して、あとで直す。

その方が、気持ちが続く。
何より「今日も動いた」という事実が残る。

完成品を作っているというより、
動いているものを育てている感覚の方が近い。

作りながらしか見えない違和感がある

不思議なことに、1行でも手を動かすと見えるものが変わる。
「あ、ここ違うな」「この構造、無理があるな」みたいな違和感が、立体的に出てくる。

その違和感こそが、次の設計になる。
考えているだけでは出てこない情報が、動かした瞬間に手に入る。

完璧な設計より、動いた事実の方が情報量が多い。
最近は、本当にそう思う。

完成しないことが、不安を減らしてくれた

「完成させない」と言うと、逃げに見えるかもしれない。
でも自分の中では逆で、止まらないための選択だ。

完成を目指すと、どこかで「失敗したくない」気持ちが強くなる。
失敗しないように設計する。失敗しないように準備する。
でもその姿勢は、結果的に動けなくなる。

未完成で出す前提なら、壊せる。直せる。作り直せる。
だから変に構えなくていい。
その方が不思議と、心が安定する。

いまは「育てながら続ける」フェーズ

まだ途中。まだ検証段階。まだ積み上げ中。
そう思っていた方が、判断はズレにくい。

完成を急がない代わりに、止まらないことを優先する。
いまはそのフェーズにいる。


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BUILDの前提になっている考え方は、THINKとBODYに散らばっている。
もしまだ読んでいなければ、ここから辿ると流れが繋がりやすい。

※この記事も、結論を出すためというより「途中のログ」として残しています。

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